いわきの光カプラ用トレーは空間型やファイバー型などに対応します

入力されたRF(Radio Frequency)信号から特定の周波数を結合するために使用されるRF受動素子である光カプラ。送信機のパワーレベルをコントロールする上で不可欠な製品として幅広く採用されています。いわきは光カプラの専用トレーを製造しており、梱包用輸送用納品用保管用工場工程用検査用出荷用など様々な用途で多くのお客様にご利用頂いています。光カプラは高精細化・高速化が加速する放送や通信のメーン方式となったFTTH(Fiber To The Home)などにおいて、1本の光ファイバーを伝搬してきた光パワーをn個の光ファイバーに分岐したり、反対にn個の光ファイバーからの光パワーを1本の光ファイバーに結合する機能を持つ電源不要の光デバイスであり、極めて重要な役割を果たす光学製品です。いわきは創業以来半世紀にわたって工業用トレーの専門メーカーとしての実績があり、この間、超精密クラスの光学製品用トレーや高精密部品の専用トレーなどを手掛けてきました。特に光通信デバイスをめぐっては製品の表面にキズはもとより、わずかな汚れがあるだけで通信品質の劣化や挿入損失を招き、ユーザーの満足度低下に直結します。製品の信頼性が問われる光学製品用トレーは豊富な実績を持ついわきにお任せください。

FTTHなどの超高速通信を支える光カプラは専用トレーのご利用を

FTTHによるインフラ整備が加速する現在、光カプラは、その製品特性上、マンションやアパートなど集合住宅での展開が増大しており、特に集合住宅が密集する都市部では、光カプラが果たす役割は極めて大きくなっています。また、光カプラはFTTHの供給先の利用形態に応じて空間型、ファイバー型、導波路型に大別されます。バルク型とも呼ばれる空間型光カプラは、ハーフミラーやビームスプリッタ(ハーフプリズム)、フィルターなどの微小な光学素子によって製造されます。分岐比は反射面である誘導体多層反射膜の反射率などによって変換する事が出来るのが特長です。そのため広帯域で動作する広帯域化カプラを製造しやすいメリットがあります。ただ、ファイバー型に比べ挿入損失が大きく、製造コストは高くなりがちです。また、ファイバー型カプラは、多数の光ファイバーを溶融延伸して製作される光カプラで、たとえば2本の光ファイバーのコアを近接させるとモード結合が起こり、光パワーが一方から他方へ分岐される特長があります。バルク型に比べて挿入損失が小さく製造コストも割安であることから、光ファイバー通信だけでなく光源や光ファイバーのモニタ、ファイバーレーザーの励起、光ファイバー増幅器、波長多重システムなどにも用いられています。分岐比が1:1のものは光パワーが半分(-3dB)になることから3dBカプラと呼ばれます。導波路型光カプラは石英基板などによって光回路を形成することで作製されます。大規模に分岐したり、結合する場合、フォトソラフィ技術などによって一括製造できるため、量産化とコストダウンに適しています。いわきの光カプラ用トレーは、空間型、ファイバー型、導波路型のいずれにも対応し、製品の信頼性を確保します。

一貫生産のいわきなら多大な負担だった金型費用も大幅に軽減します

いわきは創業以来、半世紀をかけて磨き上げた真空成形技術を活用して光カプラ用トレーを成型します。真空成形は設計の自由度が高く、お客様の製品形状を材料シートに忠実に再現可能といった技術的特性があります。したがって様々な形状に最適なトレーポケットが製品を確実に支持・保護します。また、真空成形は金型にかかる圧力が小さいため、一度金型を作れば長期にわたって使用可能となります。結果、これまでお客様にとって多大なコストとなっていた金型のメンテナンス費用を大幅に削減します。加えて当社は金型から成形品まで、国内自社工場で一貫生産体制ですので、さらなるコストダウンと短納期を実現します。自社一貫生産の当社であれば、多品種小ロットや試作後のデザイン変更などにも柔軟に対応いたします。お客様に心から納得して頂ける専用トレーをご提供します。安心してご用命ください。お問合せ頂ければ、担当スタッフが北海道から沖縄までフットワーク軽くお伺いします。あわせてお見積りや納品までのスケジュールなどもご案内申し上げます。お電話お待ちしています。

いわきの光カプラー用トレーはここがポイント!

FTTHなどの超高速通信情報処理基盤の根幹を担う光カプラ。いわきは低価格かつ短納期で高信頼の専用トレーをご提供します。製品のおすすめポイントは次の3つです。

  1. あらゆる仕様や形状に対応した専用トレーです
    光カプラは構造によって空間型、ファイバー型、導波路型に大別されます。いわきの専用トレーは、設計の自由度が高い真空成型を駆使して製造されるため、あらゆる製品形状に適応。お客様の製品を拝見の上、適切なオリジナルトレーをご提案します。
  2. 製品形状に忠実なトレーポケットが保護します
    製品の形状を高精度で再現したトレーポケットが光カプラを確実に支持・保護します。特に光通信デバイスをめぐっては、製品表面にわずかな汚れがあるだけで挿入損失が生じます。通信品質の向上と安定化を図るためにも専用トレーをぜひご利用ください。
  3. 一貫生産により低価格・短納期を実現します
    真空成形技術を活用しつつ、金型からの自社一貫生産により低価格・短納期を実現します。自社生産の当社であれば、多品種小ロットや試作後のデザイン変更などにも柔軟に対応させて頂きます。まずはお見積りで当社の価格競争力をご実感ください。

株式会社いわき


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【営業本部】
埼玉県川口市上青木西1-3-1
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【金型工場】
埼玉県川口市東領家3-28-18
TEL: 048-228-3811 / FAX: 048-223-1660

【成形工場】
群馬県桐生市広沢町2-4125-2
TEL: 0277-32-3311 / FAX: 0277-46-6810

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