いわきのリチウムイオンポリマー電池用トレーは小型・薄型製品に対応します

次世代の電池として期待の高いエネルギー貯蔵媒体であるリチウムイオンポリマー電池。従来の鉛電池より優れているといわれるリチウムイオン電池(液体電解質利用)と比べても、リチウムイオンポリマー電池はゲル状のポリマー(高分子)を使用しているため、エネルギー量が大きいうえ、安全性が高く、小型軽量化の実現が可能になりました。また、スマートフォン市場が成熟化しつつある中、4Gから5Gへの切り替えは、スマホに搭載される電子部品の新たな需要を喚起することになります。その一例として、チップ積層セラミックコンデンサー(MLCC)をはじめ、必要な周波数帯の電気信号だけを取り出す表面波フィルター、送信電波と受信電波を同時にやり取りするデュプレクサー、デジタル回路のクロック信号源に用いられるセラミック発振子、電波の中からノイズを取り除くEMI除去フィルターなどの需要拡大が予想されます。また、iPhoneなどの5Gスマホの電源として活躍が期待されるのが、リチウムイオンポリマー電池です。スマホ以外にも、携帯電話、ノートPC、タブレット、ラジコン模型自動車、電動ガン、マルチコプターなど様々な製品・機器に使用されるリチウムイオンポリマー電池。いわきはその専用トレーを制作しており、梱包用、輸送用、納品用、保管用、工場工程用、検査用、出荷用など幅広い用途で多くのお客様にご利用頂いています。

製品に最適なオリジナルトレーが安全性や短充電時間など諸機能を保護します

リチウムイオン電池とリチウムイオンポリマー電池はいずれも、リチウムイオンが正極と負極の間を行き来することで充電電流・放電電流が流れる仕組みを持ち、電池としての動作原理は同じです。また、エネルギー密度が高いので小型・軽量化が可能であるのに加え、メモリー効果がなく継ぎ足し充電ができるといった特長も共通しています。ただし、リチウムイオン電池が電解質に有機物の電解液を採用しているため、揮発性が高く可燃性であり、液漏れのおそれがあるといった不安要素に加え、不純物の混入、制御回路の不良などの要素が複合原因となって加熱・発火・爆発事故になるケースが昨今大きな問題となっています。また、液状なので希望の形状にするには限界があります。一方、リチウム・ポリマーは電解質に高分子ポリマー材料を採用しています。リチウム・ポリマーは燃えにくく安定性の高い物質であり、短絡(ショート)しても化学変化を起こしてガスが発生し、セルを包装するアルミシールが膨らむだけで済みます。また、リチウム・ポリマーは円筒状やシート状といった希望の形状にしやすく、シート状にすれば電解面積や放熱面積を広くすることができ、熱の上昇を多少緩和できます。加えて物性特性により、生血電池に比べ20倍の速度での充電と約4,500の充放電が可能です。さらに放電が高速で有害物質がリチウム・イオンより大幅に少ないといった環境面でのメリットもあります。ただし、リチウム・イオンと異なり製造プロセスを自動化できないため、コストダウンが大変困難なのが現状です。いわきのリチウムイオンポリマー電池専用トレイは、小型・軽量、高い安全性、短い充電時間、長寿命、メモリー効果がない、自然放電量が少ない、環境負荷が少ないといった製品の諸機能を保護すべく、サイズや形状に最適化したオリジナルトレーです。安心してご利用ください。

高いノウハウで低コストかつスピーディーな納品、金型費用も大幅に削減します

リチウムイオンポリマー電池をめぐっては、小型・軽量といった製品の特長を存分にいかし、メーカーによっては外装材にアルミラミネートフィルムを使用するとともに薄さ3.8mmほどの携帯用途に適した製品を開発しています。いわきは、日々進化するリチウムイオンポリマーの製品トレンドをふまえ、真空成形と呼ばれる技術を活用して専用オリジナルトレーを成型します。前述のとおり、リチウムイオンポリマー電池は、厚さやサイズ、アルミラミネートフィルムの有無など、製品形状、形態、仕様が一様ではありません。したがってそのトレーもそれぞれの製品に応じたトレーポケットが求められます。その点、真空成形は設計の自由度が高く、お客様の製品形状を材料シートに忠実に再現可能といった技術的特性があります。また、真空成形は金型にかかる圧力が小さいため、一度作った金型は長期にわたって使用可能となります。結果、これまでお客様の負担となっていた金型のメンテナンス費用を大幅に削減します。加えて当社は金型から成形品まで、国内自社工場で一貫生産体制ですのでさらなるコストダウンと短納期を実現します。自社一貫生産の当社であれば、多品種小ロットや試作後のデザイン変更などにも柔軟に対応いたします。いわきはお客様に心から納得して頂ける専用トレーをご提供します。安心してご用命ください。お問合せ頂ければ、担当スタッフが北海道から沖縄までフットワーク軽くお伺いします。あわせてお見積りや納品までのスケジュールなどもご案内申し上げます。お電話お待ちしています。

いわきのリチウムイオンポリマー電池用トレーはここがポイント!

5Gスマホの電源としてiPhoneをはじめ、携帯電話やノートPC、タブレット、ラジコン模型自動車、電動ガン、マルチコプターなど様々な製品・機器に使用されるリチウムイオンポリマー電池。いわきは低価格かつ短納期で高信頼の専用オリジナルトレーをご提供します。製品のおすすめポイントは次の3つです。

  1. あらゆる製品形状、形態、仕様に適応した専用オリジナルトレーです
    リチウムイオンポリマー電池は、厚さやサイズだけでなく、外装材としてアルミラミネートフィルムを使用した製品や薄さ3.8mmほどの携帯用途に適した製品もあり、製品形状、形態、仕様が一様ではありません。いわきの基幹技術である真空成形は、設計の自由度が高く、お客様の製品形状を材料シートに忠実に再現可能といった技術的特性があります。当社は真空成型を駆使することで、お客様のあらゆるリチウムイオンポリマー電池に最適な専用オリジナルトレーをご提供します。
  2. 最適なトレーポケットが破損や衝撃リスクを軽減し諸機能を保護します
    リチウムイオンポリマー電池は、小型・軽量であるのに加え、高い安全性、短い充電時間、長寿命、メモリー効果がない、自然放電量が少ない、環境負荷が少ないといった諸機能を有しています。その意味でも、製品の輸送や搬送の際には、製品保護の観点から専用トレーが不可欠となります。いわきは、製品とトレーの隙間であるクリアランスを高度な技術で最小限に抑え、“ガタ”による破損リスクを大幅に軽減します。製品の信頼性を確保するためにも、専用トレーをぜひご利用ください。
  3. 自社一貫生産体制により低価格・短納期を実現します
    いわきは真空成形技術を活用しつつ、金型から成形品に至るまで国内自社工場で自社一貫生産。他社を上回る低コストとスピーディーな納品を実現します。また、自社一貫生産の当社であれば、大量生産だけでなく、多品種小ロットや試作後のデザイン変更などにも柔軟に対応可能です。成形品のみならず、当社は金型においても半世紀のノウハウと実績がありますので、何でもご相談ください。必ずやお客様のコストダウンに貢献します。まずはお見積りで当社の価格競争力をご実感ください。お電話お待ちしています。

株式会社いわき


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群馬県桐生市広沢町2-4125-2
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