FPC用トレー

いわきのFPC用トレーは片面、両面、多層構造に幅広く対応します

プラスチックフィルムなどの薄い絶縁材を使い、自在に曲げることができるフレキシブルプリント基板(FPC)。その特性を生かし電子機器内でのわずかな隙間や立体的な配置、携帯電話のヒンジやHDDのアームなど繰り返して屈曲する可動部での配線が可能です。また、硬くて曲がらないリジット基板などのボード状の硬質基板と比べると、薄くて軽量である点も大きな長所であり、スマートフォンや液晶テレビ、一眼レフカメラ、薄型電卓などあらゆる電子機器の小型軽量化・薄型化に欠かせない部品となっています。いわきはFPCの専用オリジナルトレーを制作しており、梱包用、輸送用、納品用、保管用、工場工程用、検査用、出荷用など幅広い用途で多くのお客様にご好評頂いています。


基板用トレーの実績をベースにメンブレン配線板用トレーもご提案可能

一般的なフレキシブル基板は、厚み12μmから50μmの薄膜状の絶縁体である「ベースフィルム」の上に接着層を形成し、さらにその上に厚み12μm~50μ程度の導体箔が張り合わされた構造となっています。リジット基板は総厚300μm~1600μmですので、フレキシブル基板は薄く、加工性にも優れ、複雑な形状加工を可能にします。また、端子部やはんだ付け部以外には絶縁体を被せて保護されています。絶縁体はソルダーレジストやカバーレイと呼ばれる材料で、ポリミイドやポリエステル(PET)など多くのプラスチックが使用されます。導体としては銅や銅箔が一般的に用いられ、接着層にはエポキシ樹脂系、アクリル樹脂系の接着剤やプリプレグが使用されます。FPCは大きく分けて片面のみに銅箔を持つ片面構造をはじめ両面銅箔の両面構造、リジッド基板などを取り込んだ多層構造の3つに分類されます。片面構造は、薄くて柔らかいといったFPCの特性をもっとも発揮できる構造で、折り畳みや可動部での使用に適しています。両面構造は、どちらの面にも銅箔を持つ構造で、配線ルールが同じである場合、片面構造の半分の小型化が可能です。接続端子の逆向き(表裏)配線やクロス線など設計の自由度は大幅に向上しますが、フレキシビリティは低下します。多層構造はフレキシブル基板にリジッド基板を取り込んだフレックスリジッド構造があります。この構造は、リジッド部がリジッド基板同様の機械強度を持つため、コネクタレス化と立体配線が可能です。また、全層をFPC材で構成する多層フレキシブル基板は、軽薄化と高密度化に最適で、スマートフォンやデジタルカメラなどの軽薄小型化と高機能化を実現します。いわきのFPC用トレーは片面構造をはじめ両構造や多層構造など、様々な形状に対応し、製品の信頼性向上に貢献します。また、FPCをめぐってはIPC(Association Connecting Electronics Industries(米国)、JPCA(一般社団法人日本電子回路工業会)、KPCA(韓国電子回路産業協会)といった標準規格がありますが、いわきの専用トレーはいずれの規格にも対応可能です。あわせて当社は、各種基板用トレーで築いた豊富な実績をベースに、メンブレン配線板用トレイもご提案させて頂きます。メンブレン配線板は、キーボードや電卓、液晶の配線、小基板の接続などに使われ、銅箔を配線材としたフレキシブル基板と比べると機械的強度や対摩耗性は劣りますが、構成や製造が容易というメリットがあります。接続には、はんだ付けが不可のため、接触接続または導電性ペースト、導電ゴムにより接続されます。ぜひご用命ください。


カーボンや導電フィルムを用いた材料シートで静電気対策にも万全を期しています

電子基板の大敵ともいるのが静電気です。その対策として、いわきは材料シートの表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプをご用意しています。効果は半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下に抑え、静電気対策に万全を期しています。また、当社はフレキシブルプリント基板をはじめ各種電子基板の専用トレーで豊富な実績があります。成形には、設計の自由度の高い真空成型技術を活用するとともに、金型からの自社工場一貫生産により、低コスト・短納期を実現します。自社一貫生産の当社であれば、多品種小ロットや試作後のデザイン変更などにも柔軟に対応いたします。安心してご用命ください。成形品のみならず金型のご相談もいつでもお受けします。お問合せ頂ければ、担当スタッフが北海道から沖縄まで全国どこへでも伺います。あわせてお見積りや納品までのスケジュールなどもご案内申し上げます。お電話お待ちしています。


いわきのFPC用トレーはここがポイント!

薄くて軽いうえに屈曲性を有するフレキシブルプリント基板(FPC)。その特長を生かし、スマートフォンやデジタルカメラ、パソコン、液晶テレビなどあらゆる電子機器で機能を発揮しています。いわきは低価格かつ短納期で高信頼の専用トレーをご提供します。製品のおすすめポイントは次の3つです。

  1. 構造を限定する事無く、幅広い製品形状に対応します
    いわきのFPC専用トレーは、片面のみに銅箔を持つ片面構造をはじめ両面銅箔の両面構造、リジッド基板などを取り込んだ多層構造のいずれにも対応し、基板の高密度実装機能を保護します。また、キーボードや電卓、液晶の配線、小基板の接続などに使われるメンブレン配線板の専用トレーもご提案させて頂きます。お気軽にお問合せください。
  2. 電子基板用トレーならではの帯電リスクを軽減します
    いわきは材料シートの表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプをラインナップ。効果は半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下に抑え、静電気対策に万全を期しています。また、搬送などの際にトレーに加わる衝撃をあらかじめ反映した設計で破損リスクを大幅に軽減します。
  3. 真空成型と自社一貫生産で低価格・短納期を実現します
    当社の基幹技術である真空成型は、製品形状を材料シートに忠実に再現可能です。あわせて金型からの国内自社工場一貫生産により、他社を上回るコストパフォーマンスとスピーディーな納品を実現します。自社一貫生産の当社であれば、試作後のデザイン変更のご要望にも柔軟にお応えします。お電話お待ちしています。