バキューム成形-いわきのバキューム成形は高品質、高精度でお届け致します

いわきの真空圧空成形技術の一種、バキューム成形

真空成形は別名「バキューム成形(Vacuum Forming)」とも言われます。その名のとおり、型とプラスチック・シートとのあいだの空気を吸い出して(バキュームして)、成形することに由来しています。

バキューム成形の原理

バキューム成形では、まずプラスチック・シートをあたためて型にセットして、型とシートとのあいだの空気を抜いていきます。型とシートとのあいだが真空状態になるとシートは型に吸い付けられますが、これは逆の見方をすると、型が大気圧によって押しつけられている状態だと言えます。
ふとん圧縮袋を例に申し上げると、プラスチック製の袋にふとんを入れて掃除機で空気を吸い出すと、やがてふとんはぺちゃんこになり、袋はふとんに吸い付きます。このとき、ふとんのかわりに硬いものを入れて空気を吸い出せば、袋はその形になって貼り付きます。もしもそこで袋が固まれば、中に入れたものの形のプラスチックができます。これがバキューム成形(真空成形)の原理です。
真空形成に使われるプラスチック・シートは、あたためると自由に形が変えられ、冷えると固まる「熱可塑性素材」という素材でできています。あたためられてやわらかくなったシートは型に押しつけられたあと、冷却されることで固化します。これを切り離して余分な部分をカットして仕上げれば、バキューム成形製品の完成です。


いわきが使用するバキューム成形品の材料

いわきではお客様の製品に適している材料を使用した真空成形トレーをご提案しております。例えば耐油性を持った材料や、衝撃吸収に優れた材料、静電気対策の材料などです。いわきの真空成形材料は様々な種類がございますが、いわきでは主にA-PET(非結晶ポリエチレンテレフタレート材)やPP(ポリプロピレン)シートをはじめ、、PS(ポリエチレン)シートを使用し、お客様の製品により弊社が適材な材料をご提案させていただきます使用させていただいております。また、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂、アクリル)シート、Hi-PE(耐衝撃ポリエチレン)シート、AES(アクリロニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレン)シート、PQ-ACE(低発泡ポリエチレンシートと高発泡ポリエチレンシートの複合体)シート、PPF(フィラー入りポリプロピン)やPVC(ポリ塩化ビニル)、PSHI(高衝撃性ポリスチレン)などの材料もご案内しております。
材料の特性では3種類のグレードをご用意させていただいております。安価なグレードで静電気対策のされていないノーマルグレードをはじめ、材料に界面活性剤が練り込まれているものと塗布されている表面抵抗値が10の12乗以下の帯電防止グレード、そして3種類のグレードのうち最も良いグレードである導電性グレードがございます。こちらは静電気対策として材料の表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプがございます。こちらのグレードは半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下の幅でご案内させていただいております。


身の回りにたくさんあるバキューム成形製品

卵のパックや縁日で売られているお面、お弁当やお総菜が入った食品用トレー、商品が入ったブリスターパックなど、私たちの身の回りには、バキューム成形で作られた製品があふれています。自動車やバイク、ゲーム機、医療機器、家電、空調設備などの大型外装部品も、バキューム成形製品で作られているものがございます。
とくに食品トレーやパックなどは、再利用できるということもあって、地球環境に配慮した製品と言えます。
いわきでは光学用電子部品用精密機器用注射器用車載部品用など、あらゆるジャンルに対応したトレーを製造しております。


バキューム成形製品が支える日本のモノづくり

商品トレーのなかには、品物とトレーのあいだに隙間がなく、ピッタリと収まっているものがあるでしょう。品物の形状に正確に合わせて作られたトレーによって、商品を傷つけず、清潔に運んだり保管したりすることが可能になります。バキューム成形製品は、日本のものづくりを下からしっかり支えている、まさに縁の下の力持ち的な存在です。