真空圧空成型-高精度、高品質のいわきの真空圧空成型

50年以上の真空成形一筋のいわきの真空圧空成形

真空圧空成形は、大気圧の力を利用した真空成形の一種と言えます。真空成形時に気圧の差によってプラスチック・シートが型に吸い付けられる際に、圧縮空気(圧空)を吹き付けて押し付ける力も加えて成形する製造法です。

真空圧空成形で製品ができるまで

真空圧空成形で製品

真空圧空成形で製品ができるまで、真空圧空成形には大きく6つの段階があります。

  1. プラスチック・シートを上下から加熱して、やわらかくします。
  2. 型と空気を送るための圧空ボックスで、プラスチック・シートをはさみます。
  3. シートと型とのあいだの空気を吸い出して真空にして、シートを型に吸い付けます。
  4. 同時に上から圧空ボックスから圧縮空気(圧空)を送って、型に押し付けます。
  5. プラスチック・シートをスプレー冷却して固化します。
  6. カッティングなどの後加工を行います。

より精度の高い形状が作れる真空圧空成形

型とプラスチック・シートとのあいだを真空状態にして吸い付ける力に加えて、真空圧空成形では圧縮空気(圧空)で押し付ける力も利用するのが特徴です。真空の力だけでシートを吸い付ける真空成形では、大気圧以上の力をかけることはできません。一方で圧空成形では、気圧差による圧力と同時に圧縮空気によって押しつけて成形するので、より精度の高い形状を作ることが可能になります。


多品種小ロットを低コスト・短納期で

真空成形と同様に、凸(オス)型もしくは凹(メス)型、どちらかがあれば成形が可能です。金型を長時間使用できることも共通していますし、幅広い素材が選択でき大型の製品を作ることもできます。両方の型が必要な射出成形とくらべて製作期間が短くコストも抑えられ多品種小ロット生産に適しています。とはいえ型にかかる圧力は真空成形よりは高いので、型の強度は真空成形の型よりも上げる必要があります。


いわきが使用する真空圧空成形品の材料

いわきではお客様の製品に適している材料を使用した真空成形トレーをご提案しております。例えば耐油性を持った材料や、衝撃吸収に優れた材料、静電気対策の材料などです。いわきの真空成形材料は様々な種類がございますが、いわきでは主にA-PET(非結晶ポリエチレンテレフタレート材)やPP(ポリプロピレン)シートをはじめ、、PS(ポリエチレン)シートを使用し、お客様の製品により弊社が適材な材料をご提案させていただきます使用させていただいております。また、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂、アクリル)シート、Hi-PE(耐衝撃ポリエチレン)シート、AES(アクリロニトリル・エチレン-プロピレン-ジエン・スチレン)シート、PQ-ACE(低発泡ポリエチレンシートと高発泡ポリエチレンシートの複合体)シート、PPF(フィラー入りポリプロピン)やPVC(ポリ塩化ビニル)、PSHI(高衝撃性ポリスチレン)などの材料もご案内しております。
材料の特性では3種類のグレードをご用意させていただいております。安価なグレードで静電気対策のされていないノーマルグレードをはじめ、材料に界面活性剤が練り込まれているものと塗布されている表面抵抗値が10の12乗以下の帯電防止グレード、そして3種類のグレードのうち最も良いグレードである導電性グレードがございます。こちらは静電気対策として材料の表面にカーボンや有機系の導電フィルムを印刷または練り込まれているタイプがございます。こちらのグレードは半永久的で表面抵抗値は10の4乗から10の8乗以下の幅でご案内させていただいております。


ノウハウに基づいて最適な製法をご提案

いわきには、真空成形、圧空成形、射出成形など、さまざまな成形法で多様な製品を製作してきたノウハウがあります。製法のメリット、デメリット、コスト・パフォーマンスについての情報を豊富に蓄積しています。お客さまのご要望をおうかがいしたうえで、用途やご予算、納期に合わせて、もっとも適切な方法をご提案いたします。