真空成形とは

真空成形とは

真空成形の製品は、以下のような流れで作られます。

  1. プラスチック・シートを上下から加熱して、やわらかくします。
  2. プラスチック・シートを型にセットします。
  3. シートと型とのあいだの空気を排気して真空にして、シートを型に吸い付けます。
  4. プラスチック・シートをスプレー冷却して固化します。
  5. カッティングなどの後加工を行います。

型とシートとのあいだが真空になるということは、その空間が大気圧よりも低い気圧になることを意味します。その気圧差によってプラスチック・シートは型に押しつけられ、型の形状に変化する。真空成形は、この気圧差を利用した成形方法なのです。

真空成形の精度をより高める真空圧空成形

真空成形では、型に吸い付ける力は大気圧(=1気圧)しかないため、製造するものによっては吸着が足りず、きれいに成形ができないことがあります。しかし型と周辺の気圧の差を変化することはできません。そこで、別の力を利用して型とプラスチック・シートを密着させる製法がとられます。その製法の一つが真空圧空を利用した真空圧空成形です。真空成形でプラスチック・シートが型に吸い付けられる際に、さらに圧縮空気(圧空)を吹き付けます。こうすることで型とシートが強く密着されて、より高い精度で型の形状をシートに再現することができます。

低コスト、短納期、小ロット多品種製造が可能

真空成形では、凸(オス)型もしくは凹(メス)型の片側だけを作れば成形が可能です。型にかかる圧力は高くないため、複雑な構造や強度も不要。短期間で型が製作できて、射出成形や押出成形などにくらべてコストがかかりません。試作してからのカスタマイズ・調整も可能で、小ロット多品種の生産に向いています。その一方で、一度型を作れば長期間使用することが可能ですから、何千・何万個単位の大量生産への展開も可能です。こういった点が、真空成形による製造のメリットと言えるでしょう。型には金属や木型、樹脂素材を使ったものがあります。いわきでは、自社内に7台の金型加工機械を備え、企画・設計から成形まで、責任をもって一貫して請け負っております。一貫した製造が行えることにより、お客さまには安心して製品をお使いいただくことが可能です。まずは、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

お問い合わせ