加飾フィルム成形

加飾フィルム成形

加飾フィルム成形は、専用のフィルムを使用して、プラスチック製品や樹脂製品、金属製品などにデコレーション(装飾)をする方法です。このとき使用する加飾フィルムには、石目調、木目調、メッキなど、さまざまな色や模様、風合いをもつものがあります。 メッキや塗装には手間や時間がかかりましたが、加飾フィルム成形では、1枚のフィルムを成形時に入れるだけで、あらゆる模様や色、風合いを製品につけることができます。大規模な設備も必要ありませんから、コストを抑えることも可能です。すでに電化製品や電子部品、介護・医療応用分野、内装・外装材、車両・船舶用の外装・内装材、航空機の内装・外装材に至るまで、あらゆる場面で活用が始まっています。

拡がる加飾フィルムの利用

樹脂製品にメッキ調のフィルムを付ければ、高級感のある仕上がりを実現できます。プラスチック製品に木目調のフィルムを付ければ、木材で大量生産することが難しい製品を、まるで木彫りで作ったかのように再現することも可能です。 金属製品に石目調や木目調の模様を加飾すれば、これまでにはなかったオリジナリティのある製品が生まれることは間違いありません。そのほかに石膏やガラスなども、加飾フィルムが使える素材です。 薄型テレビや携帯電話では、加飾フィルムによる加工が増えています。家電製品のスイッチ部分には、透明で摩擦に強いフィルムが使われることが多くなってきました。また加飾フィルムは塗装やメッキ処理にくらべて環境にもやさしいため、子どもたちの玩具にもよく使用されています。スイッチカバーなどは、住宅設備ではすでに使用が一般的と言える状況になっています。

加飾フィルムの豊富なラインナップ

現在では、大手から中小まで、たくさんのメーカーが加飾フィルムを製造しており、さまざまな製品が市場に出回っています。加飾の種類はフィルムの数だけあることになりますから、可能性は無限に拡がっていると言えます。 皮革調、マーブル調、パール調、つや消し、石目調、木目調、金・銀のメッキ、メタル調など、いわきでも豊富なフィルムを取りそろえております。光沢の出し方や触感の表現など、材料の品質の向上もどんどん進んでいて、もはや本物を超えていると言っても過言ではない質感を再現することが可能になっています。使用する素材や顔料のブレンドでも新たな展開の可能性が考えられます。ぜひ導入をご検討ください。

いわきオリジナル・ラミネートフィルム

いわきでは、独自のカレンダー製膜配合技術と多層化構成によって、成型性と意匠性を両立させた非ポリ塩化ビニル(PVC)素材の新成形加飾フィルム「ラミネートフィルム」を開発しました。 ラミネートフィルムは、変形・変色・劣化しにくい耐候性があり、色や柄、エンボスなどの意匠バリエーションが豊富です。特殊顔料をブレンドすれば新たな意匠表現ができることもその特長の一つです。 そのほかにも、表面にフッ素処理して機能性を高めるなど、建材製品で培った多層化商品への展開も可能です。2次加工性にすぐれるばかりか、3次元成形もできます。 ラミネートフィルムの成形面積は、最小サイズが約210mm×297mm、最大サイズが約750mm×950mmもしくは約550mm×1250mmです。メタル、木目、抽象柄などをご用意しております。