金型加工設備

金型加工設備

さまざまな製品を作り続けているいわきのなかでも、とくに中心となる業務がプラスチック・トレーや包装容器の製造です。光学用、電気・電子部品用、精密機器用、医療用、車載部品用など、あらゆるジャンル・用途で、お客さまのご要望にお応えするトレーや包装容器を製造しています。真空成形(バキューム成形)、射出成形など、プラスチック加工品の品質は、製造工程で使用する金型の精度によって決まってしまうと言っても過言ではありません。わずか数ミクロンでも金型にミスがあったら、それだけで製品を生産することはできません。

金型はいわきの製品の要であり、生命線とすら言えるものです。ですから、いわきでは、金型の製造を外注することはいっさいありません。企画・設計、金型製作から製品製造までを、社内一貫体制で行っています。また、このようにいわきの根幹を支える重要なセクションですから、常に最新技術を導入し、設備投資も積極的に行っています。

最先端のマシンが揃ういわき開発センター

埼玉県の川口市にあるいわき開発センターには、1台5,000万円クラスのマシンを取り揃えております。なかには最先端の技術を用いた、いわきが日本で最初に導入したマシンもあります。いわきが現在使用しているのは、下記のマシンです。

  • ヤマザキマザック製 MC(マシニングセンタ)「MOLD MAKER2000」500×200(mm)
  • ヤマザキマザック製 MC(マシニングセンタ)「FJV-35-60-Ⅱ」1400×600(mm)
  • ヤマザキマザック製 複合加工機「INTEGREX100-ⅣS」
  • ヤマザキマザック製 MC(マシニングセンタ)「FJV250」1020×510(mm)
  • 森精機製作所製 MC(マシニングセンタ)「MV-40」800×350(mm)
  • その他 MC(マシニングセンタ)2台

これらのマシンを駆使して、真空成形・射出成形用の金型はもちろん、旋盤加工品、治具などの金属切削品を製造しています。

より複雑な製品を一気に仕上げる5軸複合加工

いわきでは、金型製作用のマシニングセンタを利用して、新たに5軸複合加工品の製造を始めました。X軸、Y軸、Z軸の3本のスライド軸で校正されるマシニングセンタでは、機械の構造上、加工するさいのアプローチの方向が、製品の上面だけに限られます。そのため複雑な角度の加工をする場合には、製品を傾けるための治具を製作し、何度も製品を外して固定しなおす必要がありました。

しかし、5本の軸で構成させるマシニングセンタなら、任意の角度からのアプローチが可能です。しかも製品を何度も外して固定しなおすことなく一気に加工できるので、製品ごとの精度のばらつきも抑えられます。また必要な治具も少なくてすむため、工程の削減が可能です。

5軸複合加工で使用可能な素材は、アルミ、SUS(ステンレス鋼材)、真鍮です(そのほかはご相談ください)。多品種小ロットの製造を承っており、1個から製作可能。端面加工がある場合の加工物の長さは約200mmまで、端面加工がない場合の加工物の長さは約700mmまで、直径はΦ6.0からΦ145まで対応することができます。

いわきが使用する機械は、ヤマザキマザック製の複合加工機「INTEGREX100-ⅣS」という旋盤ベースの5軸複合機。製品の上面加工・側面加工・底面加工・内径切削等を、製品を外すことなく、1プログラムで加工できます。旋盤加工とマシニング加工の両方をすることができるため、複雑な形状の製品も、割り出し加工等の位置精度が必要な製品も、問題なく加工することが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。